“密”な東京五輪閉会式で「一番良かったのはパリ五輪の紹介映像」の冷ややかな声

公開日: 更新日:

「新型コロナが爆発的に感染拡大している状況ですから、開会式以上に閉会式が地味だったのはいいとして、全体を通して演出の意図が意味不明でしたね」と芸能ライターの吉崎まもる氏は苦笑する。

 8日夜に行われた東京五輪の閉会式は〈つまんない〉の声しきりだった。「宝塚歌劇団による国歌斉唱まではいいとして、2時間以上もやる必要があったのかと首をかしげたくなる演出でした」(スポーツ紙五輪担当デスク)なんて指摘も。

 もちろん悪いのは演出であってパフォーマーに罪はないとはいえ、たとえば閉会式前半の東京スカパラダイスオーケストラの演奏に合わせたパフォーマンス。

「選手村にこもっていたアスリートのために普段の東京の姿を楽しんでもらおうと、公園に見立てた演出だったそうですが、公園でダンスとかダブルダッチとかジャグリングとか〈そんなの普段の東京で見たことないよ〉とツッコミを入れたくなりましたね。BMXとか五輪アスリートのもっと凄い競技を堪能した後にあれを見せられても、選手も視聴者も楽しめたとは……」(芸能ライターの山下真夏氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ