“密”な東京五輪閉会式で「一番良かったのはパリ五輪の紹介映像」の冷ややかな声
「新型コロナが爆発的に感染拡大している状況ですから、開会式以上に閉会式が地味だったのはいいとして、全体を通して演出の意図が意味不明でしたね」と芸能ライターの吉崎まもる氏は苦笑する。
8日夜に行われた東京五輪の閉会式は〈つまんない〉の声しきりだった。「宝塚歌劇団による国歌斉唱まではいいとして、2時間以上もやる必要があったのかと首をかしげたくなる演出でした」(スポーツ紙五輪担当デスク)なんて指摘も。
もちろん悪いのは演出であってパフォーマーに罪はないとはいえ、たとえば閉会式前半の東京スカパラダイスオーケストラの演奏に合わせたパフォーマンス。
「選手村にこもっていたアスリートのために普段の東京の姿を楽しんでもらおうと、公園に見立てた演出だったそうですが、公園でダンスとかダブルダッチとかジャグリングとか〈そんなの普段の東京で見たことないよ〉とツッコミを入れたくなりましたね。BMXとか五輪アスリートのもっと凄い競技を堪能した後にあれを見せられても、選手も視聴者も楽しめたとは……」(芸能ライターの山下真夏氏)