杉野遥亮「恋です!」でヤンキー役を好演 “母性本能くすぐる系”演技でブレークの予感
前出のエリザベス松本氏は、杉咲の相手役である杉野が「今作で大きくブレークする予感がします」とこう続ける。
「杉野さんはヤンキー役にはあまりに線が細く、放送開始前は大丈夫かなと思いましたが、杞憂でした。繊細な心を持ち、真っすぐな森生を、実にノビノビと演じています。ちょっとおバカではありますが、放っておけなくなるような母性本能をくすぐる系の演技は、回を重ねるごとに視聴者から評判を呼びそうです」
杉野はこれまで数多くのドラマや映画に出演しており、今年放送されたテレビ東京系連ドラ「直ちゃんは小学三年生」では主演も務めた。だが、インパクトに欠けるあっさり系の塩顔のせいか、〈顔と名前が一致しない〉と話す視聴者も少なくない。
「『恋です!』はラブコメではありますが、白杖を使って歩く人が何を頼りに街を歩いているのか……そういうことが押しつけがましくなくサラッと盛り込まれているのが、とてもいいなと感じました。点字ブロックの上で話し込まない、自転車を止めないなど当たり前のことだけれどうっかり忘れてしまいがちなこと。そういうものを改めて教えてくれるドラマでもあります」(在京キー局関係者)
愛され女優とフレッシュな若手俳優の共演はどんな化学反応を見せるのか。勝負は2話目からだ。