成田凌主演「逃亡医F」はぶっ飛んだDr.コトー? ネットに溢れる酷評の嵐
15日にスタートした連続ドラマ「逃亡医F」(日本テレビ系)の初回平均視聴率は8%台をマークしたものの、ネットには〈リアリティがなさすぎて、来週からの録画予約消した><ツッコミどころが多すぎて、コントみたいなのにシリアスな雰囲気のままストーリーが進んでいってついていけない><アメリカ映画の『逃亡者』の劣化版>といった辛辣な意見があふれている。
原作・伊月慶悟氏、作画・佐藤マコト氏による原作コミック(Jコミックテラス刊)の同名漫画を実写化。主演の成田凌(28)にとっては、今作がプライム帯(19時から22時台)の連続ドラマでの初主演となる。
日テレの土曜22時台のこの枠は、前期の「二月の勝者―絶対合格の教室―」をはじめ、「イノセンス 冤罪弁護士」「俺の話は長い」「スーパーサラリーマン左江内氏」など実験的かつ斬新な作品が多い。
今作も放送直後はティーバーでも1位を獲得し、期待値はかなり高かった。原作が漫画なので、多少ぶっ飛んだ表現やストーリー展開があっても、面白く、齟齬がなければ視聴者にも受け入れられていたはずだ。ただ、手術シーンなど医療的要素を多く含む作品にもかかわらず、リアリティーを出すべきポイントが決定的にズレているため視聴者がソッポを向いた可能性が高い。