“令和のファッションリーダー”菅田将暉に古着愛好家からブーイングが起こる理由
ここ数年、若者のファッションにもっとも影響があると言われているのが、現在放送中のドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)で主人公を演じる俳優の菅田将暉(28)だ。各種のおしゃれランキングでは常に上位に入ることで知られるが、菅田は今や古着の価格相場を左右する存在になっているという。
「人気俳優やお笑い芸人が身につけていたアイテムが店頭やECサイトから消えたことは、これまでもたびたび起こっていますが、その代表格といえるのが90年代から00年代の木村拓哉です。キムタクが主演ドラマなどで身につけていた洋服から靴、時計などのアクセサリー、バイクにいたるまで若者に支持され、“キムタク現象”が起こりました。キムタクの影響力は、一時ほどではないにせよ今も健在ですが、往時のキムタクをしのぐのが菅田なのです」(ファッション誌編集者)
現在、若者の間で古着人気が定着している中、菅田着用のアイテムが軒並み高騰しているという。フリマアプリ「メルカリ」で、「菅田将暉着用」で検索すると、デザイナーズブランドからアメカジブランドまで多くのアイテムがズラリと表示されるが、特に高騰しているのが80〜90年代に製造販売されたアイテムとのこと。