「有吉ルール」貫徹でTV全局網羅の快進撃…長く共演する嵐・櫻井翔とも距離を置くワケ
10年以上一定の距離を置き続けた理由は、数万人の大観衆から黄色い声援を浴びる、国民的アイドル本来の姿を目の当たりにすることで、「気軽にツッコめなくなるから」だという。
森脇和成(47)と組んだ「猿岩石」で、1996年に「進め!電波少年」(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で爆発的に人気を博し、ピーク時の月収はおよそ2000万円。しかし、その後は徐々に下降線を描き、貯蓄を切り崩す生活に転落。タクシー代としてお小遣いをくれたのが、ダチョウ倶楽部の故・上島竜兵さん(享年61)。有吉に安定収入を与えようと、月20万円で専属運転手にしようと提案したこともあった。
■人を見て態度を変えることがない「常識人」
そんな清貧時代の有吉や土田晃之(49)、劇団ひとり(45)らからなる「竜兵会」は、後にメンバーが皆、売れっ子になったが、上島さんの葬儀の様子を伝える彼らのSNSからは、有吉を含めメンバーの変わらぬ忠誠心が見られた。エンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう言う。