テレビ東京の田中瞳は「最強の女子アナ」になる可能性を秘めた逸材
最近のキー局の女性局アナは、幅広い層に支持されている水卜麻美(日本テレビ)や弘中綾香(テレビ朝日)を除くと、全体的に小粒な印象は否めない。ここ数年に入社した各局の女性アナウンサーを見ると、「どのような人を採用してアナウンサーとして育てていけばいいのか」という人事戦略に迷いが感じられる。
理想としては、水卜麻美アナのような「親しみやすさ」、フジテレビ局アナ時代の加藤綾子の「華(タレント性)」、大江麻理子(テレビ東京報道局)の「アナウンス力」、そして弘中綾香や元TBSの田中みな実のような「ユニークな個性」をすべて持ち合わせている女性アナが出てくれば、大きな注目を集めるだろう。
これらの先輩方と比べるとまだまだ成長中の段階だが、そのすべての要素の可能性の芽のようなものを秘めているのが、テレビ東京の田中瞳だ。
1996年9月16日生まれ、東京都出身。2019年に入社して、同年8月には早くも「モヤモヤさまぁ~ず2」の4代目アシスタントに抜擢された(初代は大江麻理子)。
その後、都内の電車内モニターで放送されている「日経電車版」のナビゲーターにも起用され、車掌の制服姿が似合っていて、「通勤電車の癒やし」と呼ばれていた。