親日家だったオリビア・ニュートン・ジョンさんの「プロ魂」 福島公演では復興祈る
「名優ジーン・ケリーと素晴らしいタップダンスを披露した映画『ザナドゥ』では、撮影に入るまで3カ月間、猛特訓したそうです。ローラースケートを披露した『恋の予感』では、コンクリート上で尻もちをついて尾骨にひびが入るけがをしたのですが、医師の制止を振り切り、スタントなしで演じきった。激痛が走っていたはずですが、そんなそぶりはまったく感じさせないのですから、プロ魂ここに極まれりです」(加藤氏)
映画「グリース」でサンディ役のオファーがあった際、それを断ったエピソードも。作品に魅力を感じつつも、決心がつかないオリビアさんの前にやって来たのが、ダニー役のジョン・トラボルタ。
《お互いの目が合った。建物の中へと一緒に歩いて入っていった。すべてが魔法のように感じられて、それは誰の目にも見て取れた。みんなにもわかったのだ。このようなケミストリーを否定することはできない。私たちは隣り合って立った。すぐそばで。そこにいたのは、紛れもなく本物のサンディとダニーだった》
と振り返っている。映画さながらのラブシーンが展開されていたわけだ。