島田陽子さん遺体いまだ火葬されず渋谷区が保管…このままでは“行き倒れ”と同扱いの可能性

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 先月25日に亡くなった、女優の島田陽子(享年69)の遺体が区で保管されていることが明らかになった。当初、葬儀は近親者のみで執り行われたとスポーツ紙で報じられたが、実際は葬儀どころか、このままでは無縁仏になると元マネジャーの福島浩一朗氏(61)が発売中の「女性自身」と「FLASH」で明かしたのだ。

■第三者では遺体の引き取りができない

 逝去後、遺体の引き取り手がなく、病院は生前居住していた渋谷区に連絡。区が管理する施設に安置されたままだという。島田は生前に埼玉に墓も購入済みで終活の準備は整っているのだが……島田は19年に離婚。両親はすでに逝去し、2人の妹とは疎遠状態。元マネジャーの福島氏が2日、渋谷区役所で島田の遺体は区が保管中であることを確認したものの、引き渡しは3親等以内の親族に限られ、「ドライアイス代が1日6000円かかっています。遺体を引き取られる方に請求することになります」と言われたという。実妹の委任状がなければ、福島氏は遺体の引き取りもできず歯がゆい状態で、現状実妹からのアクションはなし。渋谷区の規則によると「引取者のない死胎は、行旅死亡人に準じて取り扱うものとする」とあり、このままだと“行き倒れ”と同じ扱いになり、一定期間安置の後、区で火葬し、無縁仏として合葬されることになる。

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