「タッキー派」結成でジャニーズベッタリだったスポーツ紙の“手のひら返し”が始まった!
激震の走った1週間だった。ジャニーズ事務所は11月1日に副社長の滝沢秀明氏の退社、4日に人気グループKing & Princeから3人の脱退を発表し、ほとんどのスポーツ紙が1面で取り上げるほどの大ニュースとなった。ただ、プロ野球やメジャーリーグなどを中心に報道する"スポーツ紙"の主な読者層は男性であり、ジャニーズ関連のニュースに興味を持つとは想像しにくい。
「ジャニーズを1面にする理由は2つあると思います。普段手を伸ばさない女性たちが買ってくれるので、駅やコンビニでの売り上げが少し上がるという期待があるのでしょう。もう1つは、新聞社は他社が一斉に扱っている大ニュースを1社だけ報道できない"特オチ"を異常に嫌います。横並び体質がある。キンプリ脱退のニュースを報じた日も全ての朝刊スポーツ紙に羽生結弦の折り込み写真があった。1社だけ取り残されたくないという思いがすごく強い。ジャニーズ事務所は今までその心理を巧みに突いてきました」(芸能記者)
スポーツ紙には滝沢氏の退社の翌日に『HiHi Jets』、『美 少年』、『少年忍者』らジャニーズJr.の新春舞台について、キンプリ3人脱退の翌日には残留するメンバーの永瀬廉の声優デビューの話題が同時に掲載されていた。