キムタク主演の超大作 失敗許されない製作費20億円の重圧…“信長リスペクト”求める徹底ぶり
今最も注目されている邦画が、来年1月27日公開の「レジェンド&バタフライ」だろう。
11月13日に50歳を迎えた木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるか(37)が正室の濃姫を演じるほか、宮沢氷魚(28)、市川染五郎(17)、斎藤工(41)、北大路欣也(79)、伊藤英明(47)、中谷美紀(46)といった豪華キャストが顔を揃えた。
東映創立70周年を記念して、総製作費20億円の社運を賭けた一大プロジェクト。東映の手塚治社長が「稟議書に判をつくときに少し手が震えました」と語っていたように、失敗は決して許されない。そのため、主演のキムタクはキャンペーンなどのプロモーションに積極的だ。
公開前から映画の成功を予感させたのが、11月6日に3年ぶりに開催された「ぎふ信長まつり」の盛況ぶりだ。
キムタクが信長に、岐阜出身の伊藤が福富平太郎貞家に扮して馬にまたがり、「騎馬武者行列」に参加。およそ1キロを練り歩き、人口40万人の岐阜市に46万人を動員するフィーバーぶりを巻き起こした。