著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

有村架純「新CM女王」に…長澤まさみ&新垣結衣に肩を並べ、吉永小百合に迫る

公開日: 更新日:

女優として大きな転機となった映画「花恋」の大ヒット

「“女優・有村架純”にとって、21年に公開された菅田将暉(29)と共演した映画『花束みたいな恋をした』の興行的成功が大きな転機となりました。有村さん自身にとって最高となる38億円を超える興収と、アジア圏でも公開されたことで国際的にも知名度を高めました。そして続く『前科者』を代表とする意欲作にも次々に取り組み、女優としてますます評価を上げています」

 有村は現場から悪い噂が全く聞こえてこないのもプラス材料だ。若手女優の場合、多かれ少なかれ「プロデューサーや演出家にばかり媚びを売って現場スタッフに対する態度が悪い」「しっかりセリフを入れてこない」「NGを出すのが多過ぎる」「感情の起伏が激しく扱いにくい」といった癖が漏れてくるものだ。しかし、有村に関してはこの手の話が全く聞こえてこない。

 筆者も以前、彼女が主演した映画「コーヒーが冷めないうちに」の撮影現場を間近で取材した経験があるが、有村とスタッフとの距離が近いのがとても印象的だった。

 もはや「有村の上は吉永小百合しかいない」という有村について、広告代理店関係者に話を聞いてみた。

「人気調査でたくさん評価を集めるのは、『奇麗で自分の近くにいそうな女の子』というイメージを持つ女優です。ただ、いくら親しみがあっても、女優として演技がド下手では敬遠されます。昔からそうですが、目立たないけど飛び切りの魅力を持っている女優が成功します。有村さんはそんな女優さんの一人なのは間違いありません」

 有村が長澤や新垣を追い抜く日は来るのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末