窪塚洋介18年ぶり主演映画公開 転落事故の“お騒がせ”イメージから脱却しつつある現在地

公開日: 更新日:

 卍LINE名義でレゲエシンガーとしても活躍するモデルで俳優の窪塚洋介(43)。18年ぶりの窪塚の主演映画「Sin Clock」(牧賢治監督)が10日に公開された。

 2017年にマーティン・スコセッシ監督の映画「沈黙─サイレンス─」で米ハリウッドデビューした窪塚には、海外作品のオファーも相次いでいる。俳優として再ブレークした窪塚は今作の宣伝にも積極的で、プロモーション活動の中で彼にとっては“黒歴史”ともいえる04年の自宅マンション9階からの転落事故についても言及した。

 窪塚といえば、“アウトロー”な話題が絶えないお騒がせ有名人の代名詞だった。転落事故の余波からようやく復活した後も、12年に「税金滞納で“ダイブ”マンションが差し押さえられた」と報じられたり、最近も泥酔状態で未明にインスタライブを配信して奇異の目で見られることがあった。

「レゲエもそうだけど、窪塚さんは演技も天性のものがあるし、言動がちょっとぶっ飛んでいるところが何ともカッコイイ。ぶっ飛んでいるといっても、彼の言うことは情熱的で意外と正論でもある。正論だけだとつまんないけど、彼自身、挫折の多い人生を歩んでるし、税金滞納とか、あれだけの有名人なら恥ずかしい話だと思うけど、それをオープンにして、一般の人の声を代弁してくれる。やっぱりカリスマ性がありますね。そんな彼が世界的俳優になって、久々に主演映画というのもうれしい話ですが、彼を一般的な価値観で評価されたくないというファンもいるようです」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が