TBS「世界さまぁ~リゾート」終了に見る民放の縮小度…“ムダ・脱力”こそテレビの原点なのに

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 今は何事もエビデンス重視の時代で、民放テレビもすぐに視聴率が取れるコンテンツに飛びつき、起用する芸人も何かしらの専門性のある人材へとシフトしています。しかし“ムダ”“脱力”こそテレビの原点。同局の『ラヴィット!』がワイドショー帯の中で善戦しているのも、視聴者が脱力を求めている証しでしょう。そもそも笑いで食べている芸人に付加価値を求めるのも真骨頂とは言い難い。文化とは数値化できないもの。テレビのもつ脱力文化の灯を消さぬよう努めなければならないと思います」

 相次ぐ番組終了で聞こえてくる「あの番組好きだったのに……」こそ、視聴者のホンネなのだが。

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