島田珠代はカメラが回ると“破天荒スイッチ”がオン! トリッキーなアドリブを連発
テレビの特番等で「新喜劇」をやったとき、来られたゲストのみなさんが一様に「稽古はこれだけ?」と驚くくらい、短い稽古で45分の芝居を演じるのですから新喜劇座員の対応力は半端ではありません。
その上でアドリブを連発するタマちゃん。勢いに任せて破天荒にやっているように思われるかもしれませんが、自分の出ていない芝居を2階席の一番後ろから見て、どんな動きをすればお客さんにより伝わりやすくなるのか研究していました。
広い舞台をやみくもに動き回ってもおもしろく見えるとは限らないので、どういう動線をたどれば、自分も、他の出演者も、ひいては芝居全体が生きるのかを考えていたんだと思います。
年々パワーアップしていく「タマちゃん」がこれからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。