「ザ少年俱楽部」「裸の少年」も《冷静に考えると気持ち悪い》…ジャニーズ性加害問題で番組名に批判殺到
ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去、享年87)によるタレントへの性加害問題は、同事務所だけでなく、少年を“売り物”にしてきたメディア側にも批判の声が集まっている。
目下、やり玉にあがっているのが、ジャニーズJr.が主体の番組だ。2000年9月から放送中のNHKの音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』は、ジャニーズJr.をメインとした同事務所のタレントが出演。Jr.の“育成”番組として知られる。
テレビ朝日系『裸の少年』は、01年4月からスタート。こちらも、ジャニーズJr.をメインとした番組で、今年4月からタイトルを「♯裸の少年」に変更。東西から次世代のジャニーズJr.が集結するスタイルになった。
「『ザ少年俱楽部』はJr.が主演できて全国にお披露目できる“露出の場”として人気。ファンからは『少クラ』と略されています。『裸の少年』はもともと深夜枠からスタートし、当時はタレントがパジャマ姿で登場していました。20年にはジャニーズJr.内のユニット『美 少年』が、番組内で合宿し、その様子と彼らの公演『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』を収めた番組初のDVDは話題になりました。公演名は、ジャニー喜多川氏が名付けたと報じられています。しかし、今回の騒動を受けてファンの一部や一般視聴者から、これらの番組に対し、Jr.を使って少年の“性的イメージ”を思い起こされる内容や名称に批判が出ています」(エンタメ誌ライター)