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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

滝沢秀明「TOBE」は芸能界の一大勢力としてジャニーズを脅かす存在に その姿こそ健全なのだ

公開日: 更新日:

 ジャニー喜多川氏の性加害疑惑を調査する第三者委員会の特別チームが記者会見を開いて1カ月。いまだ中間発表もないが、ジャニーズを取り巻く環境は変化を見せている。

 そのひとつが9月から上演予定の「DREAM BOYS」のエターナル・プロデューサーからジャニー喜多川の名前が外れると発表されたこと。“ジャニーズ”の社名変更も現実味を増してきた。

 退所者の動きも活発になってきた。「若手グループの発掘と育成」を御旗に滝沢秀明が設立した新事務所「TOBE」に元V6三宅健の所属が決まった。滝沢より3歳上の44歳の三宅だが、2016年から3年連続で「滝沢歌舞伎」に出演するなど気の合う仲。今年5月2日に退所した三宅が滝沢と合流するのは大方の予想通り。三宅は自身の誕生日に当たる2日、「いつも応援してくれてありがとうね」とファンに向けツイッターで発信した。

 V6の他のメンバー5人はすでに既婚者。個々の活動も井ノ原快彦はタレント、岡田准一は俳優と確立しているが、独身の三宅は進路が不透明だった。TOBEではコンサートから始めるという。今後もアイドルとして活動していく覚悟だろう。

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