TBS「VIVANT」の憂鬱 制作費「1話1億円」も視聴率チョボチョボ…局内からはバッシングも
「現在、1話1億円だと局内で囁かれています。有料動画配信のU-NEXTでも配信されるため莫大な制作費が可能になったんです」(事情通)
しかし、莫大な制作費の割には視聴率が振るわない。初回世帯平均視聴率11.5%(個人7.4%)、2話=世帯11.9%(個人7.2%)3話=世帯13.8%(個人8.9%)。現状計3話の世帯平均は12.4%(個人7.8%)だ。さらに6日放送の第4話は、0.4ポイント下げ、世帯視聴率は13.4%に落ち込んでしまった(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)。
■「半沢直樹」「ラストマン」以下
「監督は日曜劇場『半沢直樹』(2013年、20年)を大ヒットさせた福澤克雄氏。当然、『半沢直樹』と同じ視聴率を期待していたわけです。しかし、いざ始まってみれば『半沢』の半分にも数字は届いていない。さらに前のクールに日曜劇場枠で放送されていた福山雅治主演の『ラストマン』の初回3話の世帯平均13.3%(個人8%)にも届いていない。『ラストマン』は1話あたり予算は4000万円弱ですから、コストだけで見たら現時点では『ラストマン』の圧勝です。『VIVANT』は後半で巻き返さないと間違いなく厳しい局面に入りますね」(前出の事情通)