J-POPで盛り上がる最新「盆踊り」事情…「ダンシング・ヒーロー」から「恋チュン」まで
そのきっかけとなったのが、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」。愛知県が発祥の地といわれ、20年以上前から盆踊りで踊られていた同曲だが、次第に全国に飛び火して、今では多くの会場で踊られる定番ソングになった。
さらにAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」やDA PUMPの「U.S.A.」など人気のポップスを流す会場も増え、コロナ前には、盆踊りなど見向きもしないような若者なども遊びに来るようになった。また、盆踊りなので、振り付けが難しすぎることもなく、幅広い層から興味を持たれるようになった。かつて荻野目は盆踊り会場に登場して生歌を披露したこともあり、生歌に合わせてみんなで踊る最高の現場を演出してくれた。
■郷ひろみも参戦
さらに今年は、郷ひろみの新曲「俺は最高!!!」のカップリング曲「人生シャバダバダー」が盆踊り用の曲として話題となっている。郷は楽曲について「盆踊りにピッタリ」という印象を持ったそうで、すでに振り付けも完成しているそうなので、どこかの会場で郷が登場するサプライズもあるかもしれない。