女優・天羽莉子がプロフィールに「誰かの明日に何かを与えられる俳優になりたい」と書いたワケ
──女優を目指したきっかけは?
「小学校低学年の時は、友達ともうまくやれない方でした。学校に行くのが好きじゃなくて。でも『花より男子』などの学園ドラマを見ているうちに、ドラマの出演者たちとプールサイドで話しているという夢を見たんですよ。それでだんだん学校でも話せるようになって。それで俳優を目指すようになったんです。お芝居をするようになったのは高校生になってからで、地元の三重の『劇団伊勢』という劇団に入ってからですね」
──キャリア6年ですが、井筒和幸や武正晴監督の作品など、すでにかなりいろいろな映画や舞台に出演されてますね。
「高校卒業後、『TOKYOハンバーグ』という劇団の方を頼って上京しました。吉祥寺の無名塾さんのアトリエの3階に住まわせていただいて。フリーだったので、とにかく頑張らなくちゃと思って、本当にいろいろな方に連絡させていただいて、会っていただきました。いろいろと怖い思いもしましたけど……」
──それはいわゆる“芸能界の暗部”的な?