「オールナイトニッポン」初代パーソナリティー“アンコーさん”は82歳 今もラジオで喋っていた

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 前夫人との間には娘が2人いるが、「付き合いがないので、孫がいるかどうかはわかりません」。

 人生いろいろ、だ。

■63歳でふたたびマイクの前に、20代の頃からのリスナーと飲むことも

 さて、アンコーさんは、64年に中央大学を卒業しニッポン放送にアナウンサーとして入社。67年に「オールナイトニッポン」がスタートすると、初代パーソナリティーの6人の1人に抜擢され、若者から熱い支持を受けた。

「6人のうち、今も存命なのはワタシと今仁哲夫さんの2人だけ。カメちゃん(亀渕昭信元ニッポン放送社長)は同期ですが、パーソナリティーになったのは番組開始2年後からなんです」

 その亀渕氏と“カメ&アンコー”として「水虫の唄」など3枚のレコードをリリースするとヒット。人気テレビ番組「ザ・ヒットパレード」「スター千一夜」(ともにフジテレビ系)などに出演した。

「歌唱印税は会社に入り、我々は一銭も受け取っていません。そのかわり、2人で米国に1カ月行かせてもらいました。ハワイ、NY、ロードアイランド、ニューオーリンズなどを回り、ロックやジャズのフェスティバルを楽しみ、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの生演奏を見たりできた。貴重な経験でしたね」

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