嵐・二宮和也「正直、怖くなった」でジャニーズ事務所から独立のウラ事情

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 旧ジャニーズ事務所からの独立を発表した二宮和也(40)は、その理由をファンクラブ向け会員サイトでこう述べた。

「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直、怖くなったし不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考えはじめました」と。活動休止中のアイドルグループ「嵐」のメンバーとしては「僕は、明日からも嵐です。これは、この先ずっと僕は嵐がある以上、嵐ですし、そこは安心していただきたいですし、嵐が再開する、活動するという時は、もちろんメンバーとして活動を一緒にやっていきます」とした。

 スマイルアップ(SMILE-UP.)に社名変更した事務所とは縁を切るが、新会社とのエージェント契約の可能性についても残しつつ、グループのメンバーとしては活動し続けるというのである。二刀流に近いかも知れないが、この独立発表の裏に何があるのか、業界関係者に聞いた。

「二宮の活動はドラマ映画をメインとする俳優です。それらは国内だけではなく、どれだけ広く世界に配信できるかという時代になっている。そんななか、旧ジャニーズ所属となれば、それだけでスポンサーに煙たがられ、オファーを見送られてしまう。世界レベルの仕事であるほど、キャスティングから外されかねないと身をもって感じたのではないでしょうか。それが『多くの影響』の中身で、だからこそ『怖くなったし不安な気持ちにもすごくなって』となったのでしょう」と大手広告代理店出身のプロデューサーは言う。

 かつてジャニーズから独立すると、タレントは業界から干されるとの不文律が横行していたが、いまや逆で、旧ジャニーズ所属というと仕事を干される状況になっているというわけだ。

 二宮はフジテレビ系の月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」のトリプル主演のひとりであり、7月期にはTBS系「VIVANT」に出演。自身のSNSによるリアルタイム実況が話題を集めた。映画「アナログ」(タカハタ秀太監督)も公開中である。

「そうした仕事に水を差されるどころか、干された挙げ句に仕事を失いかねないと感じたとすればどうでしょうか。『VIVANT』は続編があり、すでに脚本が3部作まであがっているとされています。ビッグバジェットにして、海外配信向けの大きな仕事ですから、このあたりのところで、今回の決断に至る何かがあった可能性はあると思いますよ」(前出のプロデューサー)

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