次クール永野芽郁は気楽?フジ月9「ONE DAY」豪華キャストなのに“危険水域”で迫られる決断
そう同情するのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「3つのストーリーがどうつながって着地するのか、楽しみに見続けている視聴者もいるはず」と、こう続ける。
「三谷幸喜さんの作品に近い雰囲気がありますよね。特に大沢さんが登場するレストランのコメディーパートは評判が悪いようですが、確かにスベったときの三谷さん的でもある。演出は三谷作品を多く手掛けてきた鈴木雅之さんだし、三谷作品常連の佐藤浩市さんが不思議な役どころで出ているし」
その佐藤浩市(62)が演じるのは逃げた愛犬を探す男。相関図では3人のメインキャストの中心に位置し、それぞれに矢印で《関与?》と書かれている。
「終盤に向けて、佐藤さんが鍵を握る“なんちゃって三谷ワールド”が期待できるかも。《脱落しないで最後まで見ておいてよかった》という結末になることを期待します」(前出の亀井氏)
徳永友一氏の脚本を叩く向きもあるが、徳永氏と言えば、2019年公開の映画「翔んで埼玉」で第43回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞を受賞した実力派。このままダラダラと終わるとは思いたくない。