TOBE滝沢秀明氏に“超強力”ブレーン 元テレ東の敏腕P招聘で加速するグローバル展開
滝沢秀明氏(41)が代表取締役を務める芸能事務所の「TOBE」が、グローバルカンパニー化に向けて前進した。12月24日から来年1月3日までの全4回にわたって、ABEMAで「TOBEの夏休み。~ハワイ独占密着!新たな決意~」が独占配信される。さらに来年3月には、所属全アーティストで初の東京ドーム公演を実現させる。
TOBEは、元ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)事務所の副社長だった滝沢氏が退任後の今年3月に設立を発表。以降、サプライズ好きのタッキー社長らしいテイストがちりばめられていた。所属第1号アーティストは、同じ“辞めジャニ”で元V6の三宅健(44)。
ユーチューブ番組「TOBE OFFICIAL」で三宅の加入を発表したのは、自身の44回目の誕生日だった。その月に元King&Prince(キンプリ)の平野紫耀(26)と神宮寺勇太(26)、元ジャニーズJrの7人組ユニット・IMPACTors改めIMP.、8月に元Jrの大東立樹(19)が合流。
9月に元Kis-My-Ft2(キスマイ)の北山宏光(38)が加入したが、ユーチューブで公表した9月17日は北山の38回目の誕生日だった。10月に元キンプリの岸優太(28)が加わって、元キンプリ3人による新ユニット名「Number_i」を発表。東京ドームからの生配信で、来春公演を“におわせ”ていた。
そして先月、強力なブレーンを公にした。所属全アーティストが出演したユーチューブの「とべばん」で、演出・プロデューサーに高橋弘樹氏を招き入れたのだ。高橋氏は、テレビ東京の元局員プロデューサー。「家、ついて行ってイイですか?」や「空から日本を見てみよう」「AKB48、最近聞いた?」ほか代表作多数。
日本経済新聞社と組んだユーチューブのニュースバラエティー「日経テレ東大学」を登録者数100万人に伸ばしたヒットメーカーだ。しかし、今年3月に終了したのを機に、41歳で退職。映像制作会社を設立すると同時に、サイバーエージェント傘下のABEMAに入社して、代表と社員の二足のワラジをはいている。