英BBCドキュメンタリー"続編予告"動画での東山紀之社長「言論の自由」発言が物議
昨年3月に英BBCによるドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」の放送から1年。本作を契機に故ジャニー喜多川氏の性加害問題が大きく注目され、ジャニーズ事務所は「SMILE-UP.」に社名変更し、現在は被害者補償会社になった。4月からは旧事務所の所属タレントらのエージェント新会社として設立した「STARTO ENTERTAINMENT」が稼働する予定だ。
先のドキュメンタリー続編となる「捕食者の影 ジャニーズ解体のその後」が、BBCニュースで日本時間30日に放送される。現在、BBCニュースサイトに抜粋された5分の"予告"動画が公開されているが、すでに「SMILE-UP.」の東山紀之社長のインタビューが物議を醸している。
動画では故ジャニー喜多川氏による性被害を訴えた男性が誹謗中傷で自死した問題を取り上げている。取材者はインタビューで「(性被害のサバイバーが)真実を語っていないかのようなことをオンラインで書く人たちに直接語りかけていただきたい」と問うと、東山社長は「言論の自由もあると思うんですね」と答えていたからだ。