芸能リポーターが中尾彬さんの死を悼む…囲み取材での気遣い、おしどり夫婦の絶妙距離感

公開日: 更新日:

 亡くなった中尾彬さん(享年81)の晩年は、沖縄の別荘や千葉のアトリエを処分し、窓からスカイツリーや不忍池の見えるマンション高層階の自宅で過ごした。そして上野界隈を散歩し、ふたりで思い出の地を振り返るような旅行に出掛けたそうだ。もともとは中尾さんが行き先などの計画を練っていたが、ここ数年は妻の池波志乃(69)任せ。「かみさんの言うことはなんでも聞く」という主義でもあった。

 芸能リポーターの平野早苗氏はこう言う。

「囲み取材では、ひとつ質問すると、2つも3つも答えてくださる方でした。取材者がどんな答えを欲しいのか、いろいろと考えてくださったのだと思います。低音の響く通る声がすてきなダンディーで、トレードマークのねじねじスカーフをどのように巻かれているのか、気になったものでした。幅広い役柄をこなす演技は見事の一言。ドラマ映画ではこわもての印象もありますけど、家では奥さまに頭が上がらない、優しくて気弱で、ちょっぴりおちゃめだったようです。ご冥福をお祈りいたします」

 同じく芸能リポーターの川内天子氏も「話の枕は必ず、『ウチの志乃が……』だった」として、こう続けた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動