ピーコさんが死去…弟おすぎさんは「ずっと福岡で暮らしたい」と真剣に話していた
双子タレント「おすぎとピーコ」のピーコさん(享年79)が亡くなっていた。最近は仕事が減っていたこともあって、3年ほど前に個人事務所を閉鎖。連絡が取りにくい状況になっていた。本人は認知症が出ていると自覚して昨年の夏から高齢者施設に入居していた。その後、今年8月に体調を崩し、神奈川県内の病院で9月に帰らぬ人となった。
僕はピーコさんにはあまりお目にかかったことはないが、弟のおすぎさんとは一緒に酒を飲んだことがある。
ちょうど彼が福岡県に拠点を移し、福岡ローカルの仕事を中心に活動していた頃だ。僕が出張で宿泊していたホテルのバーで飲んでいたら、おすぎさんが僕を見かけ「あら、リポーターの人じゃない」と声をかけてきた。
僕が「昔、コメントをもらったことがありますよ」と言うと、「覚えてないわぁ」といった、たわいない会話から始まった。
その際、「ずっと福岡で暮らしたい」と真剣に語っていたことが印象に残った。残念ながら、おすぎさんはピーコさんより早く認知症を患っていて、ずっと神奈川県の高齢者施設に入っている。今回のピーコさんの葬儀にも参列することができなかった。