ピーコさんが死去…弟おすぎさんは「ずっと福岡で暮らしたい」と真剣に話していた
そんなおすぎさんは福岡での生活を「おいしい。暮らしやすい。楽しい」と言っていたが、昨今は地方での生活を選ぶ俳優、タレントが増えてきている。現在、公開中の映画「室井慎次 敗れざる者」に主演している柳葉敏郎(63)はその代表格だろう。子供の教育環境を考え、早くから故郷の秋田に戻り、仕事のたびに上京したりする出稼ぎを続けている。また、杉田かおる(59)は体調を壊したころから福岡に移住していた時期があった。そこで母親と一緒にオーガニック野菜を作り、仕事が入るとこれまた出稼ぎに来る。母親の介護の後、今は再婚した夫と神奈川県内で暮らしている。
さらに、お笑いタレントの井手らっきょ(64)は故郷の熊本で野球学校を開設したりしていたが、数年前には完全に熊本在住となり、地元や大分県のローカル番組を中心に活動している。
芸能人は自由な時間を多く持つことができる。自分のスタイルで暮らしたい場所に移り、そこを拠点に活躍するというスタイルは今後も広まるだろう。
横浜に生まれ、都会で生活してきたおすぎさんが、一時的にでも自分の安住の地を見つけられたことは幸せだ。これからもピーコさんの分も長生きしてほしい。