清原果耶主演「マイダイアリー」大苦戦…"選挙で1回休み"と既視感ある設定が逆風に

公開日: 更新日:

 よほどストーリーが面白ければ、上昇余地もありそうだが、「初回を観る限り厳しそう。視聴者を増やす要素はあまりなかったのでは」と、前出のライターは分析する。

■「おかえりモネ」を彷彿させる"優しくてまじめ"な主人公

「ノスタルジックに描く青春ドラマというコンセプトではありますが、ストーリー展開、登場人物のキャラなどの設定が既視感に溢れた印象です。清原さんが演じる"優しくてまじめ"な主人公も、彼女がヒロインを演じた21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主人公・永浦百音を彷彿させます。その周りを固める友人も心優しい若者たち…。落ち着いてゆったりと見られるのですが、刺激が足りないと思ったドラマファンは敬遠したのでしょう」

 清原は、15年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でデビュー。オーディションでプロデューサーの目に留まり、「今後大きくなる逸材」と抜擢された。その期待通り成長し、18年に主演したNHKドラマ『透明なゆりかご』で産婦人科の看護師見習いの女性を演じて、数々の賞を受賞。21年公開の映画『護られなかった者たちへ』では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、同年の『おかえりモネ』でヒロインを務めた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ上垣皓太朗アナを先輩アナが「容姿イジリ」→約4カ月後に大炎上のウラ

  2. 2

    別居認めたフジ秋元優里アナ 局内で有名だった“相手の男”

  3. 3

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 4

    数字も評価も上々『ライオンの隠れ家』は柳楽優弥、坂東龍汰、佐藤大空だから成立した

  5. 5

    橋本環奈は8人も…著名人のマネジャー「辞めた」「クビになった」の過去を振り返る

  1. 6

    国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策

  2. 7

    国民民主党ブチ上げ「大型減税策」には大きな罠…石破自民“丸のみ”なら英トラス政権の二の舞に

  3. 8

    甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前

  4. 9

    竜星涼&清原果耶「2年前の黒歴史」を“雑巾がけ効果”が塗り替える?10月期“リベンジマッチ”に要注目

  5. 10

    カトパンもショーパンも…フジ「女子アナ王国」は風前の灯