2位「ライオンの隠れ家」、1位「わたしの宝物」を抜く勢い! 坂東龍汰が名作映画ファンの“批判”も封じた
それと共に視聴率も上り調子に。ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「坂東さんと佐藤大空くん。どちらも素晴らしい演技力ですよね。また、2人の演技を受け止める主演の柳楽さんの役者としての懐の深さにも、改めて感激しました。第5話で遊園地の乗り物に乗るみっくんとライオンを見て、《何なんだよ、疲れるなあ》と洸人がつぶやく。まだ少し戸惑いながらも、2人を家族として大切に思い、愛している心情が短いセリフで見事に表れた名シーンでした」と話す。
柳楽はご存じの通り、撮影当時は12歳という2004年公開の映画「誰も知らない」で鮮烈デビュー。現在34歳ながら芸歴は長く、主演作も多い。エキセントリックな役から、ごく普通の青年まで幅広い役柄を演じてきている。
「2020年公開の劇場版『今日から俺は‼』の卑劣な番長役も印象的でしたね。ナイフを使う前に謎のひと屈伸する動きは柳楽さん自身が考えた動きのようですが、恐ろしいのにチャーミングというまさにワケがわからない男をイキイキと演じていました。あの番長と、優しい洸人が同一人物とはホントに思えない。次はどんな役を演じるのか、毎回楽しみな俳優さんです」(前出の山下真夏氏)