「海に眠るダイヤモンド」歴代ワースト危機も何のその! 神木隆之介の評価揺るがず復調の“兆し”も
もっとも、ドラマファンの評価は高い。レビューサービス「Filmarks」での評価は5点満点で4.1(11月21日現在)と、秋ドラマの中ではトップクラス。《ストーリーに引き込まれる》《さすが》《めちゃめちゃ面白い》《映画を見ているみたい》などと絶賛する声がズラリと並ぶ。TVerのお気に入り登録数も87.2万で、ベスト5に入る勢いなのだが、脚本の野木氏をはじめ“最強トリオ”の作品ということで、始まる前から期待値が高まりすぎた、ハードルが上がりすぎたところもあったようだ。
「実際《期待外れ》なんて声もなくはない。過去と現代を行ったり来たりする構成が《分かりにくい》という視聴者もいる。日曜劇場をリアタイ視聴するオールドファンほど、その傾向が強いようですね。ただ、一致しているのは、CGで再現した“軍艦島”など映像の美しさに対する評価と、過去と現代で1人2役を演じ分けている神木さんをはじめ、杉咲花さんなど共演陣の演技力に対する評価がとにかく高いということ。この先も数字的にパッとしなかったとしても、神木さんの役者としての評価が揺るぐことは絶対にないでしょう」(ドラマ制作会社関係者)