流行語大賞は「不適切報道」の略? Xに連日トレンド入りで気になる視聴者が選んだ「ふてほど」とは…
2日に発表された「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞を受賞したのが、ドラマ「不適切にもほどがある」(TBS系)を略した「ふてほど」。しかし、ドラマファンからも《聞いたことがない》という認知度だ。
一方で、2日から翌3日もXのトレンド入りしているのが「不適切報道」。最近のメディアの報道姿勢に様々な意見があることから、SNSでは《ふてほど、不適切報道の略とか言われだしてて笑う》《「ふてほど」ってテレビの不適切報道のことだろ?》などの意見が殺到。SNSでは大賞を巡って、大手メディアの報道ノミネート合戦になっている。多くの視聴者が指摘する「ふてほど報道」とは?
散見されたのは、《猪口議員宅火災事件の火中の人影報道》。日本テレビ系「ミヤネ屋」が自民党の猪口邦子参議院議員の自宅の火災の「視聴者提供」として放送した炎の中で女性とみられる人影の映像のことだ。ほかに《フジによる大谷選手、折田氏の自宅に突撃》、NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースの中で、原稿を読んでいた中国籍の外部スタッフが発言した騒動《NHK尖閣は中国の領土》、さらに《共同通信の生稲議員靖国参拝誤報による外交問題化》などを指摘する投稿も多数あがっていた。