タレント大原がおりさん事務所倒産で引退よぎるも翻意…48歳でスカウトしてもらおうと、渋谷109前に立ったことも

公開日: 更新日:

スカウトしてもらおうと渋谷の109の前で立ったことも

 江頭さんの一言が大きくて、続ける気持ちに切り替わりました。心配していた若い子たちが次の事務所が決まっていった頃、「私だけ決まってないじゃん」と気づいて(笑)。どうしたらいいかわからないので、芸能スカウトマンにスカウトされるのを期待して渋谷の109の前に行き、ずっと立っていました。でも、誰にも声をかけられず、そのことをSNSに投稿したらネットニュースになり、「大原らしい」というコメントを結構いただきました(笑)。

 倒産から10カ月経った今、やっぱりバラエティー番組に戻りたい気持ちが強くて。そのためには話のネタが必要ですよね。4年前に44歳でレースクイーンに挑戦したことをゲンダイさんで取り上げていただいた時に「最高齢のレースクイーンになってギネスに載りたい」と言いましたので、実はギネスに連絡しました。そしたら申請するのにメチャお金がかかるのと、外国におばあちゃんみたいな高齢のレースクイーンがいるとわかって! とてもかないませんと断念。

 レースクイーンは1年契約でやったのですが、ものすごくトレーニングして体をつくりました。私が励んだ1年間はコロナ禍でマスクをしていたので、ネットには「顔が隠れてマスクに救われたな」という書き込みが多かったですが、「大原さんが頑張っている姿を見て勇気をもらいました」と書き込んでくれた方もいたので、また挑戦して今度は日本最高齢のレースクイーンを目指すのもいいかも。私、ネットニュースのコメント欄が大好きで、みんなに認めてもらうために頑張ります。

 犬のブランドはどうにか続けられて来年20年。私はビジネスも芸能もトップを狙うタイプではなくて、細く長くやっていきたい。

 プライベートでは結婚願望はあるので、まだ諦めてません。占いによると、来年(25年)の12月には結婚できるそうなので、芸能活動の再出発とビジネスが20周年という40代最後の年に、結婚も勝負したい。遅咲きの大原がおりになるために頑張ります!

(聞き手=松野大介)

▽大原がおり(おおはら・がおり)1976年2月、東京都出身。96年デビュー。翌年に「出動!ミニスカポリス」「ギルガメッシュないと」で人気に。2017年に姓名判断で「がおり」に改名。05年に犬のファッションブランド「Otty」を立ち上げる。ユーチューブ「がおりの香り」配信中。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はカネにも執着か…チーム力は度外視、4球団との面談で見えてきた"共通項”

  2. 2

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    『光る君へ』ロスはまだまだ続く…柄本佑 “藤原道長”熱演の余韻で《いずれは大河の主役》の声も

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル”報道の波紋…解決済みでテレビ出演続行、お咎めなしか?

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由