朝ドラ「ちゅらさん」で祥子ちゃん役 山口あゆみさんはドラマの設定と同じミュージシャンと結婚、二児の母として毎日充実
山口あゆみさん(女優/43歳)
NHK総合で2024年の平日午後に再放送されていた連続テレビ小説「ちゅらさん」。沖縄を舞台にした初の朝ドラで、パート4まで制作・放送されるほど人気が高かった。同作でヒロインの同僚看護師で、ヒロインの弟と結婚する“祥子チャン”役を演じていたのが、山口あゆみさんだ。山口さん、今どうしているのか。
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「『ちゅらさん』再放送は、友だちが見てくれていて、『今日はこんないいシーンだったよ!』と、テレビ画面を写真に撮って送ってきてくれたりしました(笑)。私は録画したまま、見てはいなくて。でも、これまでBSで再放送されてきたので、何度も見ていますよ」
東京メトロ・新宿御苑駅から徒歩5分の所属事務所そばで会った山口さん、まずは笑顔でこう言った。録画しても見ていないのは、「毎日、時間に追われている」からでもあるようだ。
「2017年に結婚し、6歳の男の子と2歳の女の子がいるんです。子育てで毎日忙しすぎて。でも、大変とは感じません。むしろ今が一番、『生きてるなあ!』と充実感があります」
山口さん、幸せな家庭を築いているようだ。夫はなんと9歳年下のミュージシャン。「ちゅらさん」の設定と同じじゃないか。
「そうですね(笑)。夫と出会う前は、なんとなく『私はこのまま1人で生きていくんだろうな』と思っていたので、友だちの紹介で知り合い結婚することになって『人生にはこんなこともあるんだな』って不思議でした。年下がタイプだったわけでは、まったくないんです。夫は母性本能をくすぐる、というのかな(笑)。穏やかで優しくて、『この人なら大丈夫。年をとっておじいさんになったとき、介護してオムツを替えてあげたいな』と思えたのが決め手になりました。ケンカは今もないですよ」
東京都内で家族4人暮らし。どんな毎日を送っているのだろうか。
「毎朝6時に起き、夜9時には子どもと一緒に寝ちゃう、という普通の生活です。スーパーで安い旬の野菜や果物を選んで買って、母が私に教えてくれたように、私も子どもたちに『これが旬のものだから、甘くておいしいでしょ』と教えながら食べさせ……。30代後半以降に産んだので、子育てに全集中できますね。独身時代、夢をもって自分のやりたいことだけを考えていればよかったのと違い、今は健康で長生きして、子どもをちゃんと育てあげよう、というのが、一番の目標です」