最近辞めるアナウンサーが多いですが、憧れの職業ではなくなったのでしょうか
局にいたら副業は自由にできないし、やりたくない仕事やキツいシフトも断れません。しかしフリーなら好きな仕事を選べて、セルフブランディング的にも望む方向に伸ばせる。局を辞めたほうが「自由にできて、金にもなり、育つこともできる」のです。「有名になるなら若いうちが勝負」の世の中です。
ちなみに最近では「働き方改革」のため、若い女性アナをあまり長時間働かせられず、セント・フォース所属などの若いフリー女性アナが重宝がられたり、女性タレントがニュースに起用されたりもしていますので、業界志望の女性の間で「女性局アナ離れ」も次第にこれから進行していくと思います。
放送局がもっと女性アナを長い目で育てて、スキルのあるベテランに活躍の場を与えなければ、どんどん女性アナは辞めていくでしょう。女性局アナを「一生モノの職業」にしないとダメなのです。
ちなみに「すぐ辞めたほうがいい」のは顔が売れたキー局出身者だけです。地方局の女性アナは辞めても「鬼のようなレッドオーシャン」ですので、かなり厳しいのが現実です。