デビューアルバム「断絶」ヒットの理由は、若者の「敗北感」だけではない

「GREAT3」、2人目は井上陽水。
吉田拓郎とは違う意味で1970年代前半、時代の寵児だった。違う意味──違う価値観というか、違う宇宙というか。
この時期の井上陽水といえば、何といっても、日本初のミリオンセラーアルバムにして、恐るべき売り上げを示した「氷の世界」…
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