日出郎さん NYでゲイ文化に触れ帰国すると“過去の人”に

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 お笑い芸人顔負けのパフォーマンスで人気のオカマタレント。バラエティー番組には欠かせぬ存在だが、その先鞭をつけたのはこの人だろう。80年代初め、ニューハーフ・アイドルとして売れっ子になった日出郎さん(50)だ。ド派手なメークから毒舌を連発した。今どうしているのか。

 会ったのは新宿2丁目にある日出郎さんの店「Kukuna Mahalo」。

「『ククナ マハロ』は“太陽よ、ありがとう”ってハワイ語で、ワタシの大好きな言葉なの。ああ、ごめんなさい。もう少しで終わるから、どっかそのへんに座ってて」

 化粧の最中だった日出郎さん、まずはこういった。

 店はカウンター、テーブル席合わせて30席ほど。料金はチャージ3000円、酒はおつまみ付きでワンショット1000円から。従業員はニューハーフが2人、ゲイ1人、ほかに役者の卵4人だ。

「お店は3年前からね。ファンとの交流の場ということで女性客が多いの。お仕事がオフのときはいつも出てるわ」

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