芸能リポーター長谷川まさ子さん 酒豪ゆえ付いたアダ名は
日々有名人を追いかける芸能リポーターの長谷川まさ子さん(56)はリポーター仲間からも、酒豪として知られている。有力な情報を入手するには夜の付き合いは欠かせないわけで、いわば、天分といえるだろう。
群馬県出身。幼少の頃から、飲む環境があったようだ。夕食を囲む際には先におつまみが何品か出てくる家だった。
「仮にとんかつがその日のメインでも、まず食卓に並ぶのは父の酒の肴になるようなつまみで、それがいくつか順番に出て最後がとんかつです。子供ながらに晩ご飯はそういうものだと思っていたのですが、友だちの家でいただいた時におかずもご飯も一度に出てきたので、『ウチは違うんだ』と気がつきました」
父親は三洋電機に勤めるサラリーマンだが、日本一になったこともあるラグビー部の部長の任を担っていた。選手を自宅に連れてくることも日常茶飯事で、食事も酒も豪快に振る舞ってもてなしたという。
「お米は1回に1升炊くので、そのためにご近所から炊飯器を借りたこともあるし、酒屋さんにはビールをケースで配達してもらっていました」