森永ケイトさんが語る「私がプレイメイトになるまで」
たまたま友だちに紹介された米国の女性カメラマンが「PLAYBOY」を撮影されてる方で何度も写真を送り続けたんです。すると、ある写真を送った時に「あなた、すごくいいね!」と、その一言で「PLAYBOY」の仕事があっさり決まりました(笑い)。トータルで4年くらいかかりましたけどね。
最初の撮影が米国のロスで、飛行機に乗ってる間もまだ信じられなかった。その時の写真は米国のオンライン版に掲載されたのですが、次に「PLAYBOY」の南アフリカ版で表紙になれました!
その本が届いた瞬間は泣きました。南アフリカから献本が届いた瞬間に鳥肌が立っちゃって、表紙を見て感動! 周りもみんな喜んでくれたし、日本から雑誌は買えないので、オンライン版を買ってくれて、「頑張ったね」と業界の人にも認めてもらえました。日本では「PLAYBOY」はもうないけど、昔見ていた世代の人や外国版をチェックしてる方にも喜ばれ、「ファンです」と言ってくれる人も増えて。
日本人で表紙を務めたのは確か私が3人目。今米国版のプレイメイトとして活躍されてる方もいますよね。表紙をやったので海外の雑誌やメディアからたくさん声をかけていただきました。なのに、コロナ禍でどこも行けないんです! できれば、米国かイギリスでアーティストビザを取得し、向こうで雑誌やブランドのお仕事をやっていくのが目標です。コロナ禍でいつになるのか……。日本でも活動をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
(聞き手=松野大介)
▽森永ケイト(もりなが・けいと)1996年8月生まれ。海外雑誌「PLAYBOY」のプレイメイト。PLAYBOYの南アフリカのプレイメイト・オブ・ザ・イヤー2021。