元ジャニーズJr.カウアン・オカモト氏「生々しい性被害告発」の覚悟…ジャニーズは会見しないのか
カウアンがジャニー喜多川氏による性加害について家族に明かしたのは今から3年前くらいだそうで「芸能界の枕営業について話していて、『僕もあったくらいだからね』と口を挟みました。親は『えっ?』と。それまで親には否定していたので。『本当だったの?』『何で言わなかったの?』と言われてその時は深く話せないというか話をそらしました」と語った。
「僕のエンターテインメントの世界はジャニーさんが育ててくれたものだと思っています。一方で、ジャニーさんが当時15歳の僕やその他のジュニアに対して性的行為を行ったことは悪いことだと思っている」と語るように“悲しい思い”と“感謝”が入り組み、思考を混乱させている様子もうかがえる。
同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。
「日本の特にテレビメディアがしっかり事実として伝えることは、日本のエンターテインメントの成熟に必要。海外から報じられたのもひとつのきっかけになったとは思いますが、本来なら自浄すべき内容。ジャニー喜多川氏が残した功績は大きいが、別の顔もあることに目をつぶるようなことはあってはいけない。カウアンさんの勇気に日本のメディアが応える番でしょう」
ジャニーズ事務所は創業者による性加害について直接のコメントをしていないが、代表者である社長自らが会見を開いて見解を発表すべきではないか。