ジャニーズの次は「宝塚」「歌舞伎」の調査報道を求める声…“タニマチ”ビジネス崩壊の始まり
ジャニーズ事務所と同様、歌劇団も週刊誌による第一報からの対応が後手後手で、世間の声が収まらなくなって会見。内容も歯切れが悪いところまでそっくりだ。
「ジャニーズも宝塚も、そして歌舞伎も、“闇が深い”といわれてきた業界は、これまで『所詮、週刊誌報道だと』強気な対応でしたが、ジャニーズ帝国の崩壊で流れが変わりつつあります。歌舞伎業界も市川猿之助の事件によって、週刊誌で報じられたパワハラ・セクハラ疑惑の真相はウヤムヤになっていますが、改めて調査を求める声があがっています。これらの業界がこれまで見過ごされてきたのは、マスコミの伝統芸能への過剰な持ち上げと忖度、お金を落としてきたタニマチや根強いファンに守られていたから。ほかのエンタテインメントと違って、ファンらはタレントだけでなく、『ジャニーズ』や『宝塚』、『歌舞伎』という“箱”を推して守ってきた。“過去のことだ”とジャニーズ事務所やジャニー氏を擁護するジャニオタもそうですが、今回の転落死の報道後、SNSでは一部のファンとみられる人たちが目に余る歌劇団擁護や、いじめに遭ったとされる女性を責める投稿も散見されましたから」(エンタメ誌記者)