ジャニーズの次は「宝塚」「歌舞伎」の調査報道を求める声…“タニマチ”ビジネス崩壊の始まり
ジャニーズ事務所の記者会見への対応が物議を醸しているなか、エンタテインメント業界に厳しい視線が注がれている。
宝塚歌劇団が7日、歌劇団に所属する25歳の女性が9月30日に自宅マンション敷地で転落死したことを受けて記者会見を行った。警察は女性が自殺を図った可能性があるとして捜査している。
歌劇団側は、今月1日時点では公式HPで、「詳細につきましては公表を差し控えさせていただきます」としていたが、5日には「一部週刊誌において、弊団生徒の逝去に関する記事が掲載されておりますが、ご親族の心情ならびに関係者の心身の状況を考えると、このような時期に、個人の尊厳やプライバシーを侵害するような内容が記載されておりますこと、甚だ遺憾に存じます」とHPを更新。だが7日には会見を余儀なくされ……対応が後手後手に回っている印象だ。
歌劇団は、今年2月に週刊文春で報じられた歌劇団内のいじめ疑惑について、当時は抗議していたが、今回の会見では、弁護士による調査チームを発足したことを発表。当時報じられた“上級生が下級生の前髪を作るときに高温のヘアアイロンを額に長く押しつけた”ことについて、ヘアアイロンが「誤って当たったことは事実」と認めつつ、「故意ではない」とした。