“推し活”に潜む危険な罠…狙われる少女たち、悪いオトナの食い物にされるケースも

公開日: 更新日:

 また、「親は子ども推し活の状況を知っておくとよい」として、「推し活がお小遣いの範囲を超えていれば、話し合いをしたり、SNSで知らない人とつながるリスクを伝える」などすべきだという。そして、親が子どもの推す対象を選別してしまうのは好ましくなく、「子どもが推している対象については自由にさせて」と話している。

 しかしながら、その対象が、アニメやアイドルYouTuberなど一見、一般的な“エンタメ”に思えても、一部で、小中学生を食い物にするタチの悪いヤカラがいる場合もあるから注意が必要だ。

■少女を狙う「メンズ地下アイドル」

「推し活文化の浸透と共に、『メンズ地下アイドル』にハマる小中学生が増えています。少女たちがチェキなどに万単位のお金を落としていてゾッとしますよ」と話すのは、歌舞伎町など繁華街の事情に詳しいライターの仙頭正教氏だ。

「今年初め、歌舞伎町で女性客に対し過激なサービスを展開していたメンズコンカフェが摘発されましたが、今でもメンズ地下アイドルとメンズコンカフェを同時に運営しているところは多いです。渋谷、新宿、池袋などの繁華街に数十軒は存在すると思います。彼らは休日ともなると、渋谷のハチ公像周辺や歌舞伎町のトー横周辺でライブのチラシを配っています。未成年がターゲットなので入場料は無料で、開催も昼間。客は10人もいませんね。それでライブ会場では目線を送ったりして、何枚もチェキを買わせるんです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末