”経験者”の医師が考案 7つのリハビリ体操でめまいを治す

公開日: 更新日:

「これらのリハビリ体操を続けると、小脳を中心として三半規管の異常がある側をカバーする平衡感覚の新たな神経ネットワークが構築されていき、めまいが治っていきます」

 リハビリ体操は、めまいがある時に行うのはつらい。一時的に症状がぶり返すこともある。

「しかし、諦めずに続けて欲しい。めまいは寝ているだけでは治りません。患者さんには『体操をする前に“私はめまいを治す! 私はめまいに負けない!”と魔法の言葉を自分にかけてください』と指導しています」

 実は、新井部長自身、“めまい経験者”だった。出張先で突然発症したが、リハビリ体操を続けて克服した。

 リハビリ体操は、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、メニエール病、めまいを伴う突発性難聴、片頭痛性のめまい、脳梗塞・脳出血の治療後に残るめまいなどに有効だ。

 ただし、めまいは重大病のサインの場合もある。初めて発症した時は、必ず検査を受けること。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった