【胆のう結石】 痛みが右わき腹から背中に移ると同時に激痛が…

公開日: 更新日:

 翌日、再び同病院を訪ね、「腹部超音波検査」などを受けた後、担当医から画像を見せられた。

「胆石ですね。正確にはコレステロール系胆のう結石です。内視鏡外科手術で除去しましょう」と説明された。

 画像には、小さなシャボン玉のような物が、重なるようにして写っていたという。

 胆石は、脂肪分の消化を補助するために肝臓で生成された胆汁中の成分(コレステロール)が溶けきれず、石のように固まってしまうもの。固まった胆汁が石のようであったことから、「胆石」と名付けられている。

 三田さんの胆石は胆のうに発生(胆のう結石)していたが、ほかに肝内や胆管にも発生する。痛みが起こるのは、胆石が胆のうから出ようとするとき、臓器に触れるからだ。胆のうなどにあっても痛みが出ない人もいて、見落としてしまうケースも多いようだ。

 ただ、胆石が増えて炎症などが起こると、激痛以外に嘔吐、発熱が生じることもある。

 三田さんの手術は腹部に4カ所の小さな穴を開け、内視鏡で胆石を除去するものだった。手術時間は約1時間20分。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  2. 2

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 3

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  1. 6

    くすぶっていた木村拓哉&新垣結衣“身長差問題”は杞憂? 「教場0」で相まみえるシーン複数

  2. 7

    昭恵夫人が講演で“固まる”珍事…参加者に旧統一教会の政治団体会員、質疑で安倍元首相を礼賛

  3. 8

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  4. 9

    11日開幕エビアン選手権でわかる? 渋野日向子「完全復活」の試金石

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」