元“体育会系”40代は「脳梗塞」に注意 リスク高める8つの条件

公開日: 更新日:

(4)“車生活”で日常生活での活動量も減少
(5)空腹の後、夜中にたっぷり夕食を食べて血糖・脂質値の急降下、急上昇を繰り返す
(6)睡眠時間が少なく血管にダメージがある
(7)夕食の遅さ・多さと睡眠不足で朝食抜きまたは少量。空腹で昼食は多めになり、血糖・脂質値の急上昇、急降下をさらに繰り返す
(8)動脈硬化などのリスクの認識が少ない

「『家系に糖尿病や高血圧、脂質異常症、脳梗塞心筋梗塞既往者などがいる』『外食の多い独身男性』という条件が加わると、よりリスクが高くなります」

 自分は運動部じゃなかったから……と安心してはいけない。(1)~(8)はドミノのようなもの。1つでも該当し、該当数が多いほど“40そこそこの脳梗塞・心筋梗塞”へ近づいている。

 必要なのは、ヤバイという気づきと、糖尿病、血圧、コレステロールに対する抜本的な介入だ。

「それなしには、この“ドミノ倒し”は止められない」と坂本医師は警告を発する。

 医療技術の発達で、脳梗塞・心筋梗塞で命が助かる確率は増えている。しかし、発症前の“自由な生活”に戻れるかといえば、その保証はない。コトが起こってからでは遅いのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が