医療関係者の中には、動物性タンパク質をまったく取らない食事を批判する人も少なくありません。しかし、肥満が国民病になっているアメリカ人にとっては、極端に見えるベジタリアンやヴィーガンも、長い目で見るとバランスが取れているのかもしれません。
この現状を反映して、ニューヨークではベジタリアンやヴィーガンの食事を出すおしゃれなレストランが続々オープン。ベジーバーガーで知られる「バイ・クロエ」(By Chloe)や、キヌア・ボウルが人気の「スイート・グリーン」(Sweet Green)などのファストカジュアル・レストラン・チェーンが“ヒップ”(流行に敏感)な若者に大人気です。