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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

全米中に衝撃…同国の「自殺率」が過去30年で最高に

公開日: 更新日:

「アメリカ人の自殺が過去30年で最高」と報じられ、人々に衝撃を与えています。

 CDC(米疾病予防管理センター)によれば、アメリカ人の最新の自殺率(2014年)は10万人あたり13人。1986年以降、最高であるだけでなく、年率2%で伸びており、その伸び率は06年以降、2倍になっているといいます。これを数にすると14年に自殺で亡くなった人は4万2773人で、99年の2万9199人と比較すると、その増加のスピードが分かります。

 最も増加率が高いのは45~64歳の中年女性で、15年間に63%増加。同じ年齢の男性も43%と、他の年齢層に比べて高い伸び率となっています。これに対し、ある関係者は「失業など仕事に関わるストレスや経済的な問題が大きく影響している」とコメントしています。

 10~14歳の少女に関しては、他の年齢層に比べて率は格段に低いものの、99年の50人から14年には150人に増加しています。

 同時に発表されたデータでは、特に低学歴の白人層で、「自殺」「ドラッグの過剰摂取による死亡」「アルコール中毒死」などが増えていると伝えています。こうした死因は総じて「Despair Death(絶望死)」と呼ばれています。

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