GW旅行で気をつけたい 「海外3大感染症」を専門医が解説

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 しかし、この病気の一番の問題は、生まれてくる子供への影響だ。

「妊婦が感染すると胎児に小頭症などの障害を起こす可能性があります。妊娠初期での感染はもちろん、妊娠中期以降の感染でも胎児への影響が出る可能性があります」

 ジカ熱ウイルスはセックスでも感染するため、妊婦だけでなく男性の感染にも注意が必要だ。

「実際、このウイルスに感染した男性とのセックスで女性がジカ熱に感染した事例が報告されています。このウイルスは精液のなかで6カ月近く潜伏するため、厚労省はHPで感染した可能性のある男性には半年間はコンドームを着用するのが望ましいと呼びかけています」

 つまり、感染の可能性がある男性は半年間、子づくりのためのセックスができない、ということか。

「蚊による感染というと、日本脳炎をイメージして“夜の蚊が危ない”と思うのでしょうが、ジカ熱を感染させる蚊は昼間に活動します。昼間の蚊にも気をつけましょう」

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