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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

前立腺がん手術が多い病院のトップは千葉県がんセンター

公開日: 更新日:

■果たして必要か?

 前立腺がんの腹腔鏡手術の診療報酬は約77万円(開腹手術は約41万円)。病院が投資を回収するためには、腹腔鏡手術を増やす以外に道はありません。また現場の医師たちも、せっかく入ったロボットを存分に使いこなしてみたいはずです。しかし、そういう理由で腹腔鏡手術が増えるとしたら本末転倒。適正な使用を期待したいものです。

 各病院のホームページから手術支援ロボットの有無を調べたところ、上位15病院のうち14病院で、すでにダヴィンチが使われていることが分かりました。熊本中央病院だけは、手術支援ロボットのことが一切書かれていなかったので、まだ導入されていないのかもしれません。

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