マスク一日中着用にリスクはないか 中国では中学生が急死
これに拍車をかけるのがマスクだという。マスクを着け続けることで、体内に熱がこもりやすくなるからだ。
「マスクを着け続けていると、マスク内の湿度があることで喉の渇きを感じづらくなる可能性もあり、ただでさえ喉の渇きのセンサーが衰えている高齢者は知らないうちに脱水が進み、熱中症となるリスクが高まりかねません。マスクを外してはいけないという思いから、水分補給を避けてしまうことも脱水の一因になりえるでしょう」
気温や湿度が上がれば当然、マスクの表面にはウイルスだけでなく細菌やカビが繁殖する可能性が高くなってくる。
「冬に比べると暑さや息苦しさからマスクの表面に触る回数が増えるため、ウイルスや細菌、真菌などが付着しやすくなりますからね」
マスク着用で他人に新型コロナウイルスをうつすリスクを下げられるかもしれない、との考えに異論はない。しかし、これからの季節、マスクを着け続けることにリスクがあることも知っておくべきだ。